Category: 資格試験

施工管理技士 経験論文「安全管理」について

🧱 経験論文とは?

経験論文は、実際に担当した工事現場での課題とその対応策を論理的に記述すものです。1級では、より高度な技術的視点とマネジメント能力が求められます。

📋 論文の構成(例)

設問1:安全管理上の技術的課題

工事現場の特徴(例:交通量、地形、周辺環境)

安全上のリスク(例:重機との接触、落下物、第三者災害)

設問2:課題への対応処置

検討した対策(例:視認性向上、動線分離)

実施内容(例:LEDバリケード、安全ベスト、バックモニター)

効果と成果(例:無事故・無災害の達成)

✍️ 書き方のポイント

1. 現場の特徴を具体的に

例:都市部の交差点付近での下水道工事。交通量が多く、歩行者との接触事故のリスクが高かった。

2. 技術的課題を明確に

例:作業員の視認性が低く、重機との接触事故が懸念された。

3. 対応策は実務に基づいて

例:重機にバックモニターを装着し、作業員には高視認性ベストを着用させた。作業区域にはLEDバリケードを設置。

4. 効果を数字や成果で示す

例:工事期間中、事故ゼロを達成。第三者災害も発生せず、近隣住民からの苦情もなかった。

📝 実例(要約)

本工事は都市部の下水道管布設工事であり、交通量が多く、歩行者との接触事故が懸念された。安全管理上の課題として、作業員の視認性向上と重機との接触防止が挙げられた。対応策として、重機にバックモニターを装着し、作業員には蛍光色の安全ベストを着用させた。また、作業区域にはLEDバリケードを設置し、通行人との動線を分離した。これにより、工事期間中の事故はゼロであり、安全かつ円滑な施工が実現できた。

🎯 合格に近づくためのコツ

・「である」調で論理的に記述する

・土木・施工管理の専門用語を適切に使う

・数字や具体的な名称を入れる

・第三者による添削を受ける

・過去問や合格者の論文を参考にする

🧰 まとめ

1級土木施工管理技士の経験論文では、単なる現場の報告ではなく、「技術的課題にどう向き合い、どう解決したか」を論理的に示すことが求められます。安全管理はどの現場でも重要なテーマですので、あなたの経験を活かして、説得力のある論文を作成しましょう!

勉強における集中力について

お疲れ様です。

セコカンサポート長です。

本日は、勉強してるときに集中力を保つ方法について書いていきます。

好きなことや、楽しいことは自然と集中できますが、勉強ってなかなか集中できませんよね。。。

私も、なかなか勉強には集中できません。

でも、そんなときでも、どうしてもやらないといけないときは皆さんあると思います。

そんなときに、私が実践している集中するポイントは以下の2つです

①試験形式で、時間を測る

一番集中できるのは、試験形式で、しっかりと時間を測って、問題を解くことです。とくに、本番練習の気持ちで問題を解くと、集中力が高まります。

よって、なかなか勉強に身が入らないときは、思い切って、1年分過去問を解いてみることをお勧めします。

自然と集中せざるを得ず、気がついたら、1時間問題に向き合うことができていると思います。

②時間を15~20分で区切る

過去問を解くような状況にない場合、短いスパンで、勉強時間を区切ることをお勧めします。

ダラダラやるよりも、短時間で濃く!が大切です。

20分が長ければ15分、15分が長ければ10分でやってみてください。

もちろん、インターバルでスマホをいじって1時間経過、、、となってしまっては、元も子もないですが、10分勉強⇒5分勉強でも最初は良いと思います。

徐々に、勉強に身が入ってくると自然と30分、1時間と続けることができるようになってきます。

いかがでしょうか??

人によって、集中するための様々な方法があると思いますが、なかなか上手くいかない人はぜひ試してみてください!

とくに①については、資格勉強の方法としても良いので、おすすめです!

1級土木2次検定の勉強方法について

お疲れ様です。

セコカンサポート長です。

先日は、1級土木施工管理技士試験一次検定試験お疲れ様でした!

1か月後には発表があり、2次検定に向けた準備を進める方も多いのではないかと思います。

今日は2次検定試験のおすすめの勉強方法について書いていきます。

問1の記述問題については、前回書いたので、とくに問2以降の勉強法について解説します。

2次検定は、問題数は少ないですが、記述や、語句を直接書かせる問題が多く、とっつきにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。

実は、2次検定は問題数も少なく、1次検定と比べると必要とされる知識は多くありません。そこでおすすめなのが、またしても「過去問」中心の勉強です。

インターネット検索すると、18年分の過去問が掲載されているサイトもあるようです。

最低10年分くらいの過去問を答えを覚えるくらいまで何度も解くことをお勧めします!例年似たような問題が出題されています。

10年分×3回解けば、答えを覚えるくらいになるのでは、、!と思います

覚えていなければ、覚えるまでやりましょう!

なんだそんなことか、、と思われる方も多いと思います。

でも、いろいろな勉強方法を試すよりも、確実なのは、徹底的に量をこなすことです。

こういった資格試験は「質より量」です。

10月の本番まで、一緒に頑張りましょう!

資格試験の勉強方法について

お疲れ様です。

今日は資格試験の勉強方法について書いていきたいと思います。

私は、今まで数多くの資格試験を経験してきました。

大学受験にはじまり、一級土木、技術士等難関と言われる資格にもチャレンジしてきました。

そんな私が合格への近道を通るために必要だと思うことは、ずばり

「合格ラインと現在の自分の実力を正しく把握すること」

です。

これが分かっていないと、勉強方法を決めようがないからです。どんなに優れた参考書を使用しても、自分の実力がどこにあるのか、合格ラインがどのレベルなのかを理解していないと、地図がない中で、樹海をやみくもに歩ているのと同じことになります。

それでは、これらをどのように把握すれば良いのでしょうか。

手っ取り早いのは、過去問を1度解いてみることです。

「過去問最初に解いてしまうのはもったいない」

「まずは基礎を固めてから」

という人もいますが、それは間違いだと断言できます。

どうせ勉強もしてないときに解いた過去問の答えなんて、しばらくしたら絶対に忘れています。そのため、直前期にもう一度力試しに解いてみても、全く問題なく、模擬試験として使用できます。

過去問を解いてみることで、自分が「まだまだなのか」「半分くらいはわかるのか」「ほぼ合格ラインなのか」ということがはっきりと分かります。

ここで、ほとんどの人が最初は「まだまだ」の段階だと思います。

そのような人は、次のステップとして「解答の解説」を読みましょう。

「解説」を読んですんなりと理解できる箇所は、合格までもう少しです。似たような問題を難問か練習すればすぐにできるようになります。

「解説」を読んですんなりと理解できないところは、基礎から勉強する必要があります。このときはじめて、自分に合う参考書や勉強方法を決めていくことができるのです。

どんな資格試験でもまず「ゴール」と「自分の位置」を見定めてください。

学生のころは塾や学校で先生がその手伝いをしてくれます。

しかし、社会人になると自習せざるえをえず、誰かに導いてもらう機会が少なくなってしまいます。

自習が苦手な方はぜひ、職場の先輩や仲間と一緒に勉強したり相談してみましょう。コミュニケーションをとることで、自分の位置が案外客観的に見えてくることもあります。

そのような機会がなかなか無いかたは、資格学校や様々なオンラインサービスを活用するのもありだと思います。

それでは、まずは「過去問」を1年分で良いので解いてみてください!  記事

土木施工管理技士試験の新方式について

お疲れ様です。

セコカンサポート長です。

本日は、1級・2級土木の記述問題の形式変更について書いていきます。

いままで、施工管理技士試験の記述問題は、同じ形式が続いていましたが、昨年から、1級・2級とも大きな変化がありました。

具体的には、今まで以上に「実際の経験に基づいた記述」や「施工管理を行う上での課題」について、問われる出題になっていました。

戸惑った方も多かったのではないかと思いますが、今年度も同様の問いかけが続くものと想像されます。

それでは、どのようにしてこのような問いに準備すれば良いのでしょうか。

「とくに大きな問題はなかったし、、」

「元請ではなかったから、全体施工計画には携わっていない、、」

「忙しくてそれどれどころではなかった、、」

等々、パッと思いつくのは、難しい方も多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめな勉強方法は、過去問の解答例をたくさん読むことです。

様々な参考書やWEBサービスで解答例は手に入れることができます。

そこに記載されているキーワードを拾って、自分の経験工事に当てはまるものがないか確認してみてください。自分では当たり前すぎて課題だと思っていなかったものが、立派な解答例として記載されていると思います!

そのキーワードをご自身の経験に紐づけて、解答例を作成してみることが、合格に向けた、勉強の第1歩となります!

もちろん、解答例が豊富な一昨年までと出題形式が異なるのでは?と思う方もいらっしゃると思います。

しかし、基本的には「現場で起きた課題をどうやって解決したか」について問われていることに変わりはありません。

そこをどうやって解答にふさわしい文章に仕上げるか?ということに関しては、少々テクニックが必要となります。

そのテクニックを磨くためには、文章を何度も推敲したり、誰かに見てもらうのが良いのでは!というのが私の考えです。

記述試験の勉強方法について

お疲れ様です。

今日は、記述試験の勉強方法について書いていきます。

選択問題は、勉強しやすいけど、記述問題は何を勉強してよいか分からない、自分の解答が合っているのか分からない、と感じている方は多いのではないでしょうか。

過去問を解いていても、選択問題は答えが明確に分かりますが、記述問題は、解答例の通りに記述できることはまずないので、なんだかスッキリしない気持ちになりますよね、、

多くの試験を突破してきた私がおすすめするのは、次の2つを分けて考えることです。

①解答骨子の構成

②文章としてのまとまり

まず、①解答骨子の構成について説明します。記述問題を採点する人は、解答に必要な「キーワード」が正しく埋め込まれているかどうかを第一にチェックします。そのため、うまい文章であるかどうかは、とくに一級土木施工管理技士のような試験ではそれほど求められません。

よって、勉強の段階では、いかにして「キーワード」を整理し、いつでも頭の引き出しから出せるようにしておくことが大切です。

例えば、「コンクリートの品質管理」であったら、次のようなキーワードが思いつくと思います。

【品質管理】スランプ、打ち重ね時間、コンクリート温度、締固め 等々

このキーワードに対して、自分が経験した現場の条件を考えてみます。

【現場条件】山間部、夏の酷暑、冬の降雪、雨、未熟な作業員 等々

この【品質管理】と【現場条件】のキーワードを組み合わせて、

こんな課題・問題があったな~、あるかもしれないな~」ということを考え、リストアップしていく作業が、「①解答骨子の構成」の勉強です。

そして、このあとに、「②文章としてのまとまり」を考えます。

これは、人によって、慣れ・不慣れがあると思います。

慣れてくると、②の部分は、試験ぶっつけ本番でもいけるようになりますが、

自信がない人は、先輩や上司からアドバイスをもらったり、添削サービスを受けてみるのが良いと思います!

今回一番お伝えしたいのは、記述問題の勉強では「①解答骨子の構成」が一番大切だということです!

実際に文章を書き出すのは大変でもキーワードの整理だけであったら、メモだけでも良いですし、歩きながら、通勤しながらでも、頭の中で考えることができます。

時間が無い方は、いきなり解答を書く練習を行うのではなく、「解答に必要なキーワード」を整理することだけでもやってみてください!!事