
お疲れ様です。
今日は、施工管理の仕事・現場監督が向いてる人・向いていない人について考えてみたいと思います。
もちろん、多様な人がいてこそ、良い組織・良い仕事となるのは当然ですが、実際のところ施工管理の仕事が合わずに辞めていく人が多いのも事実です。
そこで、今日は私の今までの経験に基づく独断と偏見で意見を述べてみようと思います。「向いている人」を定義するのはなかなか難しいので、「向いてない人」に当てはまりがちな特徴を書いていきます。
①現場に出るのが嫌な人(=オフィスでずっと仕事をしたい人)
工事現場の管理なので、現場に出るのは当然、、!だと思いますが、現場に全然出ない工事監督も中には存在します。現場所長や次席などのマネジメントをする立場になっても、現場にでなければ、工事の問題点や急所はわかりません。
また、現場で働く職人さんにも、全く現場に来ない監督は信頼を得るのが難しいです。ずっと現場にいるのが正しいわけではないです。しかし、率先垂範・陣頭指揮という言葉があるように、暑い中、寒い中、現場で頑張ってくれている職人さんの支持を得るためには、自らの身を曝すことも必要ですよね。
②責任を取りたくない人・自分で判断できない人
工事現場では、日々、様々、大小の想定外の事態が起きます。そんな中で、全てを上司や発注者に確認する監督はどうでしょうか。そんな監督だと工事が全然進まないですよね。
逆に言うと、自分で判断できる範囲を明確に理解していない人と言い換えることもできます。そんな人は、上司にとっても、世話の焼ける部下・後輩です。
③のんびりな性格な人
私は、入社したての頃、良い現場監督はみんな早飯だと教わりました。私はもともとせっかちで、ご飯も早食いだったので、全く苦にならなかったのですが、中にはマイペースに動きたい人も多くいます。
なぜ、マイペースが工事現場で好まれないかと言うと、工事現場は1人の裁量でコントロールできることが少ないからです。常に多くの職人さん・協力会社が動いていますし、とくに土木は自然を相手にしているので、自分の都合で仕事が進むことはほぼありません。そんな中で、仕事を円滑に進めていくためには、自分が抱えている仕事をできるだけ速やかに手放し、相手・自然の状況にいつでも対応できるようにしておくことが大切なのではないでしょうか。
以上、3つ挙げてみました。他にもたくさんあると思いますし、上記に当てはまる人でも活躍している人はいるかもしれません。
他山の石、人の振り見て我が振り直せ、という言葉があるように私も自分の身を振り返って、日々精進していきたいと思います。